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Xantia 実験報告 FILE# 990802
ミリテック-１で本当にエンジンが静かになるか？
作業車両：'94 CITROEN Xantia SX 右ハンドル'
作業年月日：1999/08/23〜1999/08/30
報告書作成日：1999/08/30
報告書更新日:
注意事項：このページの趣旨は、ミリテック１等のエンジン添加剤の使用を推奨することを目的としたものではありません。
ただ、報告者の興味本位のデータをまとめてみただけのものです。
１．実験の趣旨
ミリテック-１を知人を通じて購入しました。果たしてどれだけ効果があるかは、全くの未知数でした。
投入した人たちの評判は極めて良いのですが、あくまでもそれは、体感レベルの話でした。そこで、せっかくだから、何らかのデータを作成してみようと思ってこの報告書を作成してみました。
燃費などを計測するのも一つの方法ですが、せっかちな私は直ぐに結果が出るものをと思い、アイドリング時のエンジン音の変化を分析してみようと思いました。
２．ミリテック-１とは？
金属面に化学的皮膜を創り出し、金属摩耗を50％以下に減らします。エンジンはもちろんギア・ボックス、ベアリング等フリクションの存在するオイル、グリスを使用する全ての箇所にご利用できるとの事です。
効果はエンジンの場合約2万キロ持続。ミッション、デフでは約5万キロ持続。金属摩耗の減少効果で新車の耐久性は約2倍となり、くたびれたクルマでも初期性能を回復するそうです。・・・・・・・いかにも怪しげですね。
ミリテック-１についての記述は、インターネット上にいくらでもあり、詳しい事はわからないので、ここでは、あえて詳細は割愛させていただきます。
３．実験方法
実験結果へ投入量は8オンスで、エンジンオイルの交換後に投入しました。
エンジン音は３種類のサンプルを採取しました。
Ａ．エンジンオイル交換後３〜４Km程走行した後の状態
Ｂ．Ａの後、ミリテック-１を投入し、７ｋｍ程走行した後の状態
Ｃ．ミリテック-１投入後週間経過した後、２ｋｍ程走行した後の状態
それぞれの状態について、ボンネットをあけ、エンジンヘッドより、約２０Cmのところに、単一指向性のダイナミックマイクを向け、MDレコーダーに取り込みました。
このデータをＰＣのサウンドレコーダーにアナログ入力で取り込み、そのデータをスペクトラム・アナライザー(Spectrogram Ver 5.05)で分析しました。
